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USBメモリだけでキッティングが完了!ワンクリックで高速デプロイが可能なツールとは

最終更新日: 2022年3月29日

ホワイトペーパー
USBメモリだけでキッティングが完了!
ワンクリックで高速デプロイが可能なツールとは

あらゆるシーンに対応可能なキッティングツールで、作業効率化を容易に実現

Windowsのバージョンアップや、機器の老朽化などに伴うPC /サーバーのリプレース及び新規導入時に欠かせないのが、キッティング作業だ。しかし、多くの企業・組織でキッティング作業に必要な知識や技術が属人化しており、スムーズなキッティングが困難になっている。こうした中で注目を集めているのが、USBメモリのみでクローニング可能なキッティングツールである。

予期せぬハプニングでPCの入れ替え時期が延長市場の回復とともにキッティング需要も増加

 新型コロナウイルス感染症対策により、多くの企業や地方自治体ではテレワークなどの対応に追われ、以前から予定されていたPC /サーバーのリプレースが滞ることとなった。しかしながら、緊急事態宣言の解除をきっかけに、そうしたPC/サーバーの入れ替えや新規導入の需要が高まり始めている。

 また、教育界に目を向けると、児童生徒向けに1 人1 台の端末配布と、学校をはじめとした教育機関に高速・大容量の通信ネットワークを整備する「GIGAスクール構想」の実現に向けて、大規模な端末導入の案件がいよいよ佳境に入っていた。

 しかし、PC /サーバーのリプレースや新規導入に伴うキッティング作業は、複雑な環境の設定に合わせる必要があるなど、どうしても一部のスタッフの経験やスキルに頼りがちだ。

 また、従来のキッティング作業を外部の事業者に委託するケースもあるが、IT 予算の確保が厳しくなっている中、セキュリティポリシーやコスト面の理由から、できるだけ内製化しようとする企業・組織も増えている。

 そうした理由から、誰でも簡単にキッティング作業ができる手段やツールを探している企業が増えているのだ。これはサービス事業者についても同様で、キッティング後に納品したPCに対するメンテナンスなどの取り回しに課題を感じている事業者が多いという。

 さらに、Windows 10 が従来のバージョンと比べて相違点が多いことも、こうした課題に拍車をかけているようだ。そのため、過去にWindows 7 やWindows XP の構築経験があったとしても、Windows 10 でのキッティングには戸惑う担当者が多いという。

 また、企業の情報システム部門の人的リソース不足も相まって、なかなかPC の入れ替えを迅速に行うのが難しくなっている事情もある。加えて、キッティング作業にあたってはあらかじめ導入スケジュールが決まっており、スタッフのトレーニングに時間を費やすことは難しい。そのため、キッティングツールには、誰でもすぐに操作できるようなわかりやすいインターフェースや、効率的に短時間で作業できるといった要件が求められてくるのだ。

必要な機材はUSB メモリだけ!マニュアル要らずのキッティング作業が実現

 上述した課題を解決するツールの1 つが、ラネクシーが提供する、USB メモリのみでクローニング可能なキッティングツール「ActiveImage Deploy USB -RE」だ。「ActiveImage Deploy USB -RE」は、「誰でも簡単にバックアップ/リストアができる」というのが製品のコンセプトになっており、わかりやすいUI から直感的な操作のみで、高速配信ができるようになっている。

 キッティング作業にあたり必要な機材は、デプロイ作業用USB メモリとその作成用PC のみ。もちろん、デプロイ作業に使用するUSB メモリは市販のもので構わない。

表示画面は「バックアップ」と「リストア」のボタンしかないため、操作に迷うことがない

 操作手順も単純で、作成したデプロイ作業用USB メモリをバックアップ対象のマスターPC に差し込んだ後、操作画面より「バックアップ」をクリック。これだけで、デプロイ作業用USB メモリ内に簡単にバックアップを作成できる。キッティング作業も同様で、操作画面から「リストア」をクリックするだけなので、手順に迷うことがなく安心だ。

 また、ネットワーク配信など、大規模展開時にありがちな“何らかの理由で失敗”してしまった際の原因調査においても、ActiveImage Deploy USB -RE」は有効だ。本ツールはUSB メモリを用いるローカル配信なので、調査範囲が限られた範囲のみであり、原因を特定しやすくトラブル解決がスムーズに行える。

 また、バックアップ/リストアの実施にあたり、管理サーバーやネットワークの設定も不要である。そのため、必要なデプロイ作業は「箱出し」「復元」「梱包」のみとなり、作業時間の大幅な短縮を実現する。

 ほかにも、バックアップ作成時に役立つ「重複排除機能」や「パスワード保護」といったオプションを選択してUSBメモリを作成することができるなど、企業・組織ごとのニーズに応えられる“ プラスα ” な機能も有している。

 さらに、上位ライセンスの「ActiveImage Deploy USBPlus -RE」を導入することで、納品物として復元専用USBメモリを作成することもできる。キッティング作業後、復元専用USB メモリを使用し、納品した状態にワンクリックで戻すことも可能だ。

キッティング作業フローのイメージ

最新のアップデートで利便性がさらに向上幅広くニーズを満たすキッティングツールに

 今年10 月にアップデートされた最新版では、USB 接続の外付けHDD もツールとして使用できるようになった。セキュリティポリシーの関係上、USB メモリの使用を禁止しているなど、あらゆる企業・組織のルールやニーズを反映し、このアップデートに踏み切ったという。また、起動OSとして組み込むWindows Preinstallation Environment(Windows PE)も最新版となっている。

 「ActiveImage Deploy USB -RE」は、コスト面でも大きな優位性を持つ。1 台のデプロイで1 ライセンス2,000円程度、100 ライセンスを超えると1,500 円程度、1,000ライセンスを超えると1,000 円程度になるなど、対象端末数が増えるほどコストは低減する。こうした強みから、金融機関をはじめとした大企業や官公庁などでも数多くの導入実績がある。

 予想だにしないパンデミックや社会動向により、ますます増加するキッティング需要だが、「ActiveImage Deploy USB -RE」はそのような状況の変化に柔軟に対応できるため、リプレースの際は導入を検討する価値が十分にあるだろう。

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