BOM

BOM for Windowsとは

『BOM for Windows』とは、セイ・テクノロジーズ株式会社が提供する自立分散型サーバー監視ソフトです。

サーバー群を健全な状態に保つために必要なルーティンワークは、サーバー管理者のヒューマンリソースを著しく消耗させます。BOM for Windows は、この非人間的ともいえる作業から、全てのシステム管理者を解放します。

システム管理者は、BOM for Windows をインストールし、要件に従って監視設定を行うだけ。後は BOM for Windows が設定値に従った監視を 24 時間休み無く継続し、障害発生時には指定の方法で管理者への通知を実行します。BOM の監視範囲は、OS は勿論のこと、HDD・NIC等のハードウェアからサーバーアプリケーション、更にはサーバーハードウェアベンダー独自のハードウェア監視ツールとの連携により、ハードウェア監視ツールで検出した障害などもあわせた統合監視環境の構築が可能です。

ActiveImage Protector –REにおける監視機能の課題

ActiveImage Protector –REにはサーバーを監視する機能はなく、バックアップの実行結果に対して確認する方法は、メールによる通知機能のみです。
そのため、バックアップが成功した/失敗したかはメール通知で確認することができますが、ActiveImage Protector -RE が正常に稼働しているかはメール通知では判断できず、実際にActiveImage Protector –REのコンソール画面を起動して確認する必要があります。

ActiveImage Protector -RE× BOM for Windows

ActiveImage Protector -REと BOM for Windows を連携することにより、 ActiveImage Protector -RE の各サービスとログの状態をもとに、ユーザーが設定したしきい値に従ってBOM for Windows が稼働状態を判定、通知いたします。

導入メリット

ActiveImage Protector -REが導入されているサーバーまたはPC端末にBOM監視サービスをインストールすることで、それぞれの環境において、ActiveImage Protector -RE関連サービスの停止等やバックアップが失敗したなどの問題が発生した場合に、「警告」、「危険」といった段階的なレベルでアラート検知を行い、ユーザー画面へのポップアップ、管理者へメールによる通知が可能です。
これにより、何かしらの要因でActiveImage Protector -REのサービス等が停止してしまった場合など、素早く問題を検知することが可能となります。

ActiveImage Protector -RE 専用の監視テンプレート

BOM for Windows には、『ActiveImage Protector -RE 専用の監視テンプレート』が用意されています。
そのため、 BOM for Windows とActiveImage Protector –RE 両方インストールされているマシンに専用の監視テンプレートを導入することで、簡単にActiveImage Protector -REの監視設定することができます。

監視項目

• ActiveImage Protector Service 監視
• ActiveImage Protector Notification Service 監視
• バックアップ失敗監視
• バックアップキャンセル監視
• バックアップ正常性監視

ActiveImage Protector が正常に稼働しているのかを、ユーザーが設定したしきい値をもとにActiveImage Protector Serviceを監視して稼働状態を判定することができます。
さらに、[バックアップ正常性監視]では、１週間の間で正常な場合のログ件数を計測し、ユーザーが設定した指定件数以下であると危険ステータスと判定することも可能です。

『ActiveImage Protector -RE 専用の監視テンプレート』入手方法

• ActiveImage Protector 2018-RE：セイ・テクノロジーズ株式会社のWebサイトより入手することができます。
  • ActiveImage Protector 2018-RE 専用の監視テンプレート入手Webページ
• ActiveImage Protector 2022-RE ：BOM for Windows Ver.8.0の製品に同梱されています。

BOM for Windows に関するお問い合わせ