第15話:ディスクの情報を簡単・高速に “丸ごと”バックアップ/リカバリ

今回のバックアップコラムは、Wondows 10 アップデート前のバックアップの必要性をテーマとしたホワイトペーパーをご紹介いたします。

バックアップは4ステップ、リカバリは3ステップの簡単操作を実現

これまでのバックアップ/リストアは、サーバーで稼働している基幹システムや仮想化環境が中心だった。しかし、ランサムウェア対策やWindows 10 の更新プログラム対応などへの必要性から、クライアントPC のバックアップも注目されはじめている。

Windows 10 の更新には事前のバックアップが必須

 2020 年1 月14 日に、Windows 7 の延長サポートが終了することから、クライアントPC をWindows 10 に移行する企業が増えている。Windows 10 への移行により、今後、Windows OS をバージョンアップするための作業は不要になるが、その一方で毎月提供される「品質更新アップデート」や半年ごとに提供される「機能更新アップデート」と呼ばれる更新プログラムを適用しなければならない。
 ところが、更新プログラムの適用により、PC のデータが消失するという問題が2018年10月に発生している。さらに、機種やシステム環境によっては、アプリケーションが動かなくなってしまうことも報告されている。そこで、更新プログラムの適用が失敗したときの対処について考えておかなければならない。また更新プログラム以外に、ランサムウェアなどのマルウェアに感染した場合の対策も必要になる。
 ここで重要になるのが、クライアントPC のバックアップである。しかし、サーバーのバックアップも含め、専門の技術者がいない「ひとり情シス」や本業との兼務でシステムを管理している中小規模の企業のシステム担当者にとって、バックアップ作業は時間と負荷のかかる作業である。そこで、より簡単かつ高速にバックアップ/リカバリが可能なバックアップソリューションが求められている。
 この課題を解決する効果的なツールとなるのが、Windows クライアント、Windows サーバー、Linux サーバーの物理環境にも、仮想環境にも対応した、簡単・高速イメージバックアップツール「ActiveImage Protector -RE」である。

最大の強みは純国産ソフトウェア製品であること

ActiveImage Protector -RE は、ディスクの情報を“ 丸ごと”バックアップするイメージバックアップツールである。ディスク全体を1つのイメージファイルとしてバックアップし、ディスク全体を一括でリカバリできるのはもちろん、任意のファイルやフォルダ単位、およびパーティション単位でリカバリすることができる。操作画面はウィザード形式を採用し、バックアップは4ステップ、リカバリは3ステップで可能。専門知識がなくても直感的に操作することができる。

ActiveImage Protector -RE はディスクを丸ごとバックアップし、柔軟なリカバリが可能

 ActiveImage Protector -RE の最大の強みは、株式会社ネットジャパンが開発し、ラネクシーが販売する純国産ソフトウェア製品であることだ。海外製品では、サポートにタイムラグが発生してしまうが、ActiveImage Protector-RE は、時差や言葉の壁のない迅速かつ柔軟なサポートを受けることができる。
 また、「重複排除圧縮機能」および「ダイレクト変換機能」と呼ばれる2つの機能も、ActiveImage Protector-RE の強みの1つ。重複排除圧縮機能は、データブロックの重複を排除した上でデータを圧縮してバックアップを行う機能である。他社製品にも同様の機能はあるが、別売りのオプション機能であったり、処理に時間がかかったりすることも多い。ActiveImage Protector-RE では、標準の機能であり処理も高速だ。
 他社製品の重複排除は、1度バックアップしたデータと次にバックアップするデータを比較して処理をする。一方、ActiveImage Protector -RE の重複排除圧縮機能は、バックアップ時に取得したスナップショットデータをボリューム単位で分割し、データの重複を排除してバックアップデータを作成する。
 2つのバックアップデータを比べて重複排除するのではなく、バックアップをしながら重複排除をすることで、高速な重複排除を可能にしている。また、圧縮機能により、バックアップ対象の元のディスク容量の半分程度にまでバックアップデータを圧縮することができる。
 一方、ダイレクト変換機能は、バックアップデータを作成することなく、稼働中のディスクの情報から、ダイレクトにハイパーバイザ上の仮想マシンを作成することでP2Vを実現する機能だ。一般的なイメージバックアップ製品のP2V機能は、一度バックアップデータを作成し、そのバックアップデータを仮想環境に復元する手順が必要だ。そのため、バックアップを作成する時間と、仮想環境に復元する時間が必要になるが、ActiveImage Protector -RE では、バックアップを作成する時間が不要となり作業時間を大幅に短縮できる。また、CPU やメモリをどれだけ割り当てるかを事前に設定することもできるので、本当の意味でのP2Vを実現できる。
 また、ダイレクト変換機能はスケジュール化することも可能だ。つまりバックアップを取得する感覚で、仮想環境にコールドスタンバイ機を作成することができる。夜間や休日などの空き時間を利用して仮想マシンを作成しておくことで、定期メンテナンス時などのシステムの停止時間を最小限に抑えられる。
 さらに、本番環境に問題が発生した場合は、仮想環境のコールドスタンバイ機にすぐに切り替えて、業務を継続することもできる。この「vStandby」と呼ぶ機能はActiveImage Protector -RE の標準の機能として提供される。そのため、ActiveImage rotector -RE を導入すれば、通常のバックアップの作成のほかにコールドスタンバイ機を用意することも可能だ。

ActiveImage Protector -RE のシステム構成

 このほか新たに提供された集中管理コンソール「ActiveVisor -RE」により、ネットワーク上のクライアントPC やサーバーに対し、プッシュ配信によるActiveImageProtector -RE のインストールやライセンス管理、バックアップのスケジュール設定・配信などが可能。サーバールームやデータセンターに移動したり、リモートデスクトップツールを使ったりすることなく、ActiveImage Protector -RE を統合管理できる。
 バックアップ作業に課題を抱えているひとり情シスのシステム管理者や日常業務とシステム管理を兼務している企業のシステム担当者は、ぜひActiveImage Protector -RE の採用を検討してほしい。

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