HyperAgent

仮想マシンのエージェントレス・バックアップが可能に「HyperAgent」

ActiveImage Protector 2018-RE Virtual Edition の最新ビルド「Update 6(5.1.10.6144)」より、新たな機能として「HyperAgent」が追加されました。

これにより、エージェントをインストールすることなく仮想マシンをバックアップ(HyperBack)、別タイプのハイパーバイザーにも柔軟にリストア(HyperRestore)、バックアップイメージを仮想環境上の「仮想スタンバイマシン」として待機(HyperStandby)、エージェントレス・バックアップのイメージからでもファイル単位で必要なファイルのみリストア、といった4つの機能が提供されます。

エージェントレス・バックアップのメリット

仮想環境ホストマシンへの負荷を大幅に軽減

エージェントレス・バックアップでは、個別の仮想マシンへのエージェントのインストールは不要で、重複排除圧縮などの負荷のかかる処理はバックアップ対象マシンではなく、別のマシンにインストールしたHyperAgent が行います。
ホストや仮想マシンのCPU やメモリの負荷は最小限となります。

さらに効果的な重複排除圧縮

各仮想マシンにインストールをおこなうエージェントベース・バックアップでの重複排除圧縮の効果は、実行している1台の範囲内に留まりますが、複数の仮想マシンを一括して扱えるエージェントレス・バックアップでは、より多くの重複を排除でき、更に効果的に容量を節約できます。

各エディション機能比較

各エディションのとの機能比較は次のとおりです。
なお、「Server Edition」は物理もしくは仮想マシンにインストールしてバックアップを作成することが可能ですが、ホスト(物理)にインストールした場合は仮想マシンは保護対象外です。

Virtual Edition for Hyper-V Enterprise
HyperAgent 仮想マシン
インストールベース
ゲスト仮想マシン上のバックアップエージェント 不要 必要 不要
ホスト上のエージェントもしくはアプライアンス 不要 必要
ホストやゲストマシンのシステムリソース消費 最小限 中 (ホスト)
低 (ゲスト)
バックアップ対象 仮想マシン ホスト/仮想 マシン ホスト全体
ゲスト仮想マシンごとの復元 可能 可能※ 可能
(with ReZoom機能使用)

※手動で仮想マシンを作成し、ActiveImage Protector -RE の起動環境メディア(ISO)を使用して仮想マシンを起動して復元操作を行ってください。

HyperAgent 5つの特長

仮想マシンにバックアップエージェントのインストール不要

従来のエージェントベースのバックアップでは、各仮想マシンにバックアップエージェントをインストールする必要がありました。エージェントレスバックアップでは、各仮想マシンにバックアップエージェントのインストールは不要となります。

エージェントベース バックアップ

エージェントレス(HyperAgent)バックアップ

ホストや仮想マシンの CPU や RAMの消費が最小限

バックアップタスクの実行はリモートの HyperAgentで実行しますので、ハイパーバイザーやゲストマシンの CPU やメモリの消費は最小限で済みます。

HyperRestore(リストア機能)

従来のエージェントベースあるいは今回のエージェントレス・バックアップのイメージファイルを同じ、または別の仮想マシンに復元可能です。 別タイプのハイパーバイザーにも柔軟に復元可能です。

Hyper-V上の仮想マシンの増分バックアップ

独自開発のAdvanced VHDX Block Delta により、Hyper-Vホストにエージェントまたはドライバーをインストールせずに仮想マシンの増分バックアップがおこなえます。Hyper-V が変更の追跡をおこなうRCT(Resilient Change Tracking)に対応していますので、Windows Server 2016 Hyper-V以降の第二世代の仮想マシンのバックアップも可能です。

重複排除圧縮がさらに効果的に

各仮想マシンにインストールをおこなうエージェントベース・バックアップでの重複排除圧縮の効果は、実行している1台の範囲内に留まりますが、複数の仮想マシンを包括的に扱うエージェントレス・バックアップではより多くの重複を排除でき、更に効果的に容量を節約できます。

HyperAgent システム要件

ハードウェア

  • CPU: デュアル コア以上の CPU(推奨)
  • 4GB 以上のメイン メモリ(推奨)
  • 1Gbps以上のNIC
  • HyperAgentをインストールするマシンはインターネット接続必須

インストール対象

  • Windows 10 1803(x64)以降の Windows Desktop OS
  • Windows Server 2012 R2 以降の Windows Server OS
    1. ※デスクトップ OS などユーザー アカウント制御機能が有効になっている環境は、プログラムの実行許可が要求される場合があります。プログラムの実行許可を求められたときは、[許可]を選択して実行中のウィザードを進めてください。

サポート対象のハイパーバイザー

  • VMware vSphere:バージョン5.1以降
    1. ※無償の VMware vSphere Hypervisor (ESXi) は対象外です。
    2. ※バックアップは仮想ハードウェア バージョンが7以上の仮想マシンのみが対象です。
    3. ※VMware vSphere の vCenter Server、または ESXi ハイパーバイザーへはポート902を使用して接続をします。接続に失敗する場合は、ターゲット ホストのファイアウォール設定をご確認ください。
  • Microsoft Hyper-V:Windows Server 2012 以降
    1. ※Hyper-V 2012/2012R2のチェックポイントは各仮想マシンのVSS Writerと連携を行いません。仮想マシン内でドメインコントローラー、SQLServer、Exchange、Oracle、VSS非対応のデータベースなどをご使用の場合には各仮想マシンにAIPをインストールしてバックアップ運用を行ってください。
    2. ※Windows 8/10 の Hyper-V は対象外です。
    3. ※ファイアウォール設定で[ファイルとプリンターの共有]が許可されていることが必要です。グループ ポリシーでファイアウォール設定が定義されている場合は[ネットワーク]-[ネットワーク接続]-[Windows ファイアウォール]で、[着信ファイルとプリンターの共有の例外を許可]が有効になっていることが必要です。

サポート対象の仮想マシン

Windows

  • Windows XP SP3(x86)/ SP2(x64)以降の Windows Desktop OS
  • Windows Server 2003 SP2(x86/x64)以降の Windows Server OS

Linux

  • Red Hat Enterprise Linux 5.5 – 5.11 / 6.0 – 6.10 / 7.0 – 7.6 (x86_64)
  • CentOS 5.5 – 5.11 / 6.0 – 6.10 / 7.0 – 7.6 (x86_64)
    1. ※uEFI 起動の Linux システムは、復元後に CentOS LiveCD によるブート エントリーの作成が必要です。